漢エビデンスとは

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東洋医学×西洋医学の新しい考え方です。

インタビュー「忙しい人の漢方ダイエット」

練馬区「練馬漢方堂」
店主 薬剤師 上田晃平

事務局 『漢エビデンス・ナビ』運営事務局です。ダイエットのお悩みで、「忙しくて太ってしまった、忙しくて痩せられない」という人が多いです。そこで今回は、「忙しい人の漢方ダイエット」について、東京都の「練馬漢方堂」店主、漢方薬剤師の上田晃平先生にお話を伺います。

上田 よろしくお願いします。

忙しい人が太ってしまう理由

事務局 早速お伺いします。忙しくて生活が不規則だと、実際に太りやすいのでしょうか?

上田 そうですね。たとえば夜勤がある人などは、いい時間帯によい睡眠がとれなくなります。決まった時間で生活ができていないと、体内時計が狂って、食欲や代謝にも影響が出やすくなります。職場が変わって太りやすくなったという話はよく聞きますね。

事務局 忙しいと食事にも気を使えなくなりがちですよね。

上田 疲れていると、「早い、安い、うまい」を選びがちなので、その結果、太ってしまう人は多いです。さらに、ストレスを食欲で晴らそうとして過食してしまう人も多いですね。仕事だけでなく、介護や育児などで忙しい方でも太ってしまう方がいます。介護ならまだ人の手を借りやすいですが、育児の場合は「自分の時間をとって食事ができない」と悩んでいるお母さんがいらっしゃいます。

事務局 そういった忙しい生活の中でもダイエットはできますか?

上田 できます。環境は変えられないので、その生活の中で痩せていくことが重要で、その方法をご提案しています。たとえばダイエット合宿で痩せても、太りやすい日常に戻ったときにキープできませんよね。当店では、その方の日常の中で痩せられるように、一緒に方法を見つけていきます。

事務局 たとえばどんな方法がありますか?

忙しい生活の中で、できること

上田 漢方には「食養生」という考え方があります。極端にストイックになる必要はありませんが、せっかくダイエットして代謝を下げているのに、毎晩アイスを食べるなど、代謝を下げるような習慣を続けていたらもったいないですよね。
外食でも選び方を変えれば効果がありますし、自炊の場合、作り置きなどで対応できます。忙しい人ほど目の前のことだけに忙殺されてしまいがちなので、意識の持ち方が重要になります。
当店では、日々の生活で目的、ダイエット成功に向けて一緒に作戦を立てていきます。1日100g痩せれば、月3キロ減ります。ちょっとした工夫だけでそれが可能になるプログラムにしています。

事務局 心構えを変えるんですね。

上田 そうです。忙くて太ってしまう人もいますが、逆に、暇で太る人もいますよね。当店のお客様には、忙しい人ほど「2か月頑張る」など期間を決めてダイエットに取り組んでいただきます。「忙しいからこそ痩せられた」という人になりましょう、とお伝えしています。

事務局 ダイエットを始めて意識が変われば、生活にも張り合いが出そうですね。

上田 目標があって頑張っていると、充実感がありますよね。また、体の代謝があがるため疲労物質の処理も早くなり、実際に疲労感が取れていきます。「代謝をあげる」というのは、体の中のごみそうじが得意になるということなんです。

事務局 体の中のごみそうじ。その効果は誰でも得られますか?

上田 はい。体が重いと、ごみの量も多くなりますが、ごみ処理場の大きさは変わりません。だから大変なんです。解毒に使われる臓器は主に肝臓、腎臓、腸の3つですが、ごみの量が増えると負担が増えてしまいます。逆に、体が軽くなれば処理するごみの量は減って、処理が楽になります。

事務局 いい痩せ方ができると、内臓への負担が減り、疲労も取れるんですね。

上田 ダイエットのご相談では、「太って疲れやすくなった。倦怠感がある。体も重いので痩せたい」という方が多いです。そのために、当店では代謝をあげるサプリメントなどの提案をしています。忙しい方ほど、時間も気力も限られていますので、効率化のお手伝いをするんです。漢方の「食養生」をベースに、一番結果の出る、科学的な根拠もある方法を研究していますので、それをお伝えしています。

忙しい人ほど“効率”が重要

事務局 忙しい生活の中でダイエットされて、成功されたお客様の話を教えてください。

上田 看護師さんで仕事が不規則な上に、ご主人とお父さん、2人の介護を抱えていた方がいました。最初はストレスでいっぱいの状態でしたが、ダイエットを始めて、「自分のために何かできる時間」ができたことが精神的に良かったようで、楽しく集中して痩せられました。日々忙殺され、自分のことが後回しになり太っていく状態だったので、「忙しいときにダイエットできて精神的に救われた」とおっしゃっていただけました。

事務局 ダイエットが励みになったんですね。他に印象的だった方はいらっしゃいますか?

上田 ストレスと多忙で抑うつ状態だった経営者の男性がいらっしゃいました。どれだけ休んでも疲れが取れない、疲れているのに眠れない。15キロも太ってしまい、体も重いということで、最後の砦として、以前から知っていた当店に相談に見えました。 ご提案したサプリメントを飲んだ直後から眠れるようになって、「体が軽い」、「疲労回復できている」とおっしゃって、ダイエットを継続中です。この方の場合、まずは自律神経を整え、疲労の原因である活性酸素を取ることを優先しました。最初はダイエットできる状態になかったからです。

事務局 忙しい人ほど専門家の力を借りて、体の状態を見てもらいながらダイエットするのがいいのでしょうね。

上田 そうですね。効率よい方法をとれば、通常1年かかる目標が2か月で達成できます。多忙で疲れている方ほど自分自身に使えるエネルギーや時間が限られてきますから、そういう方こそお一人で頑張らずに、当店のダイエット法を活用していただきたいです。お客様のダイエットの伴走者、常に一緒に走っていけるパートナーとしてお考えいただければ嬉しく思います。

事務局 効率よく痩せるノウハウがたくさんあり、「食養生」という漢方の考え方も無理なく現代の生活に取り入れられるのが上田先生のダイエット法の魅力ですね。今日はお話をありがとうございました。

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